なら夢鹿BRASSロゴ決定!

ムジカ(なら夢鹿BRASS)のロゴが決定しました。

ロゴをデザインしてくれたのは――
メンバーの一人である トランペットパートのあんちゃん!
演奏でもいつも明るく元気な彼女が、今回はデザインという形で才能を発揮してくれました。

みんなの前で、紙に印刷したロゴを披露!

発表の日、練習開始前に、あんちゃんが一枚の紙を手に立ち上がりました。
その手には、きれいに印刷されたロゴの原稿。
「これ、私がデザインしました!」と少し照れながらも誇らしげにみんなへ見せてくれました。

子どもたちのまわりには、すぐに人だかりができ、
「すごい!」「かわいい!」「鹿の角がある!」と次々に声があがります。
あんちゃんの小さな手から広がった一枚の紙に、
みんなの目が輝いていました。

デザインには、音楽と奈良の想いがつまっています。

このロゴをよく見ると、いろんな発見があります。
音楽の強弱記号「ff(フォルテッシモ)」、
リズムを感じさせるラインや丸いモチーフ、
そして奈良を象徴する鹿の角が、さりげなくデザインに溶け込んでいます。

「音楽を愛するみんなの気持ち」と「奈良のまちへの想い」――
その両方が形になったデザインです。
かわいらしさの中にも、力強さと誇りが感じられます。

公式な“契約”も結びました

今回、このロゴは NPO法人こどもゆめひろば と、
制作者であるあんちゃんとの間で、
正式に 著作物利用に関する契約書 を交わしました。

契約書を前にして印鑑を押す姿は、いつもより少し真剣。
その小さな手が、大人の世界に一歩踏み出す瞬間でもありました。

「自分が作ったものが、みんなの活動に使われる」――
その経験は、音楽とはまた違う形での自信につながり、
きっとこれからの人生にも、良い影響を残してくれることでしょう。

これからのなら夢鹿BRASS

これからこのロゴは、なら夢鹿BRASSのさまざまな場面で登場します。
Tシャツのデザイン、コンサートのチラシ、プログラム、SNSのアイコンなど、
活動を象徴するシンボルとして、みんなと一緒に歩んでいきます。

あんちゃんが描いたこのロゴが、
演奏する子どもたち、支える大人たち、応援してくださる地域の方々――
そのすべてをつなぐ“印”になりますように。

最後に

なら夢鹿BRASSは、音楽を通じて子どもたちが成長し、
地域の人と関わりながら、自分たちの力で活動をつくっていく吹奏楽団です。
今回のロゴ完成は、その姿を象徴する出来事となりました。

紙に印刷された一枚のロゴには、
子どもたちの努力、大人たちの支援、そして地域の温かさが詰まっています。
これからこのマークが、なら夢鹿BRASSの音とともに、
奈良のまちに広がっていくことを願っています。

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