こどもゆめひろば「食ひろば」 とは
社会は今、急速な変化の中にあります。私自身3人の子供を育てていて、子供たちを取り巻く環境が日々変化していることを実感します。コロナ禍の経験や、スマートフォンやSNSの普及、女性の就業率も年々上昇しており、家庭内の役割分担や子育ての形も多様化しています。そのような時代に、家庭と地域がどのように支え合い、共に歩んでいくかがますます重要になっています。
食べるという行為は、世代や文化を超えてすべての人に共通する基本的な営みです。忙しい現代生活の中でも、食卓を囲むひとときは心が通い合う大切な時間です。私は、食を通じて世代や立場を超えた人々がつながり、互いを理解するきっかけをつくりたいと考えています。
音楽や食を通して異なる世代や異なる立場の人たちが同じ空間を共有し、同じ時間を過ごすことの価値を見直したいと思っています。異なる価値観や生活環境を持つ人と触れ合うことで、自然と視野が広がり、相手の立場を想像しながら行動できるようになります。これこそが、今の時代に必要な相互理解の第一歩だと考えています。
これからの「食ひろば」の活動では、地域の皆さまとの協力を大切にしながら、世代や立場を超えた温かいつながりを育んでいきます。私たちの活動は、多くの方々の支えと参加によって成り立ちます。一人ひとりの小さな力が集まることで、やがて大きな輪となり、地域全体を温かく包むことができると信じています。「食ひろば」の活動にご賛同いただき、ぜひ皆さまもこの輪に加わっていただければ幸いです。ともに笑顔あふれる社会を築いていきましょう。
こどもゆめひろば 西岡 のり子